痔にタイガーバーム
ブログ1発目のテーマが痔ということに年齢を感じるのは置いておいて。
中学生頃から切れ痔のわたし。
アラサーになり
羞恥に耐えながらも、切れ痔の治療のために二度ほど肛門科に行くも多忙と恥ずかしさで放置してる間に
イボが鎮座していた。
あの衝撃は凄い
なんだか座った時にぷよぷよしてるものがある…?うん○を拭いた時に何かある…!
恐る恐る鏡で見てみる。
この世で一番間抜けなM字開脚だった思う。
たまに思い出したように座薬で(痔主の祖父からの貰い物)押し込んだりしつつも、現在も放置している。
面倒で診察も恥ずかしい割に、
内科や歯科に比べて実害がそれほどない痔ってやつは後回しにしがちだ。
ただ、イボや切れてる分には、そこまで違和感や不快感はないのだけど
とにかく カユイ かゆい 痒い 。
もう10年くらいはこの痒みと戦ってきて、心底疲れ果てたところで、オシリア(痒み止めの市販の軟膏)も切れ、フと思いついた。
手元には海外で買ってきたまま、使い道もなく未開封のタイガーバーム。
赤い温感タイプ。
タイガーバームの前評判はなんとなく知っていた。
簡単に言えば、とにかくなんでも効く魔法のような軟膏らしい。
ついでに漢方やら天然由来の成分で作られているらしい。
閃いた。
これ以上悪くなることもないのだから、わたしのケツの穴使ってみよう。
昔からあるだとか、天然由来だとか、なんだかいかにも効きそうだ。
ついでにオシリアは1200円くらいするけど、タイガーバームは日本円で300円くらい。
コストパフォーマンスも最高だ…変なことにならなければ。
そっと肛門の上部に塗ってみる。
あぁ、大丈夫そうだ。
これだけで私の中のタイガーバームへの信頼感はマックスに達し、がっつり指にとってイボと切れがごちゃ混ぜになった患部へ勢いよく塗る。
あぁ、やはり大丈夫そ…ぁぁああ!?!?
私の尻穴は、時間差で噴火したように痛み始めた。
痛いなんてもんじゃない、ケツが燃えてる!
その場で声にならないうめき声を上げながら、1〜2cmぴょんぴょん飛び跳ねる。
これ以上悪くなりようがないと思って、タイガーバームを塗ったけど…これは予想外としか言いようがない。
しかし、数分すると痛みは収まり
痒みまでおさまった。
タイガーバーム特有のスースーした清涼感が、ケツ穴を心地よく吹き抜けていく。
痛みで痒みを制し、清涼感まで…。
なにか途轍もなく自分の尻に勝った気がした。
明日ただれていないことを祈るだけである。